歯科医師の流儀
- momonokidc
- 11月6日
- 読了時間: 2分
皆様、11月になり肌寒い日が続き体調など崩されていませんでしょうか?
インフルエンザも流行り始め、学級閉鎖の学校もあるそうなので、みなさま暖かくして、体調を整え、お身体をご自愛下さいませ
さて、最近の歯科業界というのはインフルエンザやコロナのワクチン同様、予防という概念やスローガンを強く前面に押し出している医院が特に多い様に感じます
病気に罹らないようワクチンを打つがごとく、歯周病及び虫歯予防管理のため何か月かおきにメンテナンスやクリーニング、フッ素塗布等で検診を行っていくスタイルが主流といっても過言ではないでしょうか
ただ、大半の歯科医院は歯科衛生士さんがそのような処置を代行することが多く、ドクター自身が歯石取りやフッ素塗布を行うことは今や珍しい光景になりつつあります
確かに、歯科医院経営上、働き方改革等での雇用促進上、歯科衛生士に分業させるほうが有益なのかもしれません 法律的にも認められていますし、一見問題はない様に思えます
とはいえ、患者心理からすればやはり「手当て」はすべて先生にやってもらいたいというのが本心なのではないでしょうか? 時代にそぐわない医師信奉至上主義の精神論と揶揄し、非効率、非合理的とのご指摘もあるでしょう しかしながら、医療行為に貴賤は無いという私なりの流儀を貫き、些細な処置ですら歯科衛生士を頼らずに検査、診断から治療計画を練り上げ、治療し、最終的な予防に至るまで歯科医師が一貫して高度な見識で行うスタンスだからこそ患者様の状態を1から10まで把握出来ると自負しております 当院は、歯科医師のみ在籍し、歯科衛生士は在籍しておりませんが、このような考え方で今後とも患者様へ医療を提供していく所存ですので、もし共感していただけるようなら是非ご来院下さい